フリックは「少し孤独だった」 昨季ブンデス得点王がドイツ代表の“前政権”を回顧「報われなかった」

ドイツ代表前監督のハンジ・フリック氏【写真:ロイター】
ドイツ代表前監督のハンジ・フリック氏【写真:ロイター】

ドイツ代表FWフュルクルクが10月の国際親善試合を前に意気込みを語る

 ドイツ代表はユリアン・ナーゲルスマン新監督を迎え、10月の国際親善試合(14日VSアメリカ代表/17日VSメキシコ代表)に向けた準備を進めている。9月の日本代表戦は直前の怪我で参加できなかったFWニクラス・フュルクルク(ボルシア・ドルトムント)が、前指揮官ハンジ・フリック氏などについて語った。

 昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)で日本に敗れ、大会で調子を落としグループリーグ敗退を経験したドイツ。満を持して挑んだ9月の日本との再戦でも1-4の大敗を喫し、試合翌日に当時監督のフリック氏解任が決まった。

 カタールW杯の日本戦でプレーしたフュルクルクは、9月の再戦でもメンバー招集されていたが直前の怪我で辞退。代わりにFWトーマス・ミュラーが追加招集されていた。

 現在30歳のフュルクルクは昨季所属していたブレーメンで合計16得点を挙げ、ブンデスリーガ得点王に。今シーズンからはドルトムントに籍を移しており、今後も期待の高まるストライカーの1人となっている。

 ドイツ紙「ビルト」はそんな注目のフュルクルクを直撃。9月の日本戦後に解任された、フリック氏についての質問にも答えている。

「ハンジ・フリックが解任されたことに驚いたか?」といった問いに対しフュルクルクは、「フリックとはとても親しい関係だったし、彼にはとても感謝している。彼は少し孤独だったと思う。彼は私たちに多くの信頼を寄せ、何度も何度も起用してくれた。だが残念ながら、それは彼にふさわしい形で報われなかった」と振り返った。

 代表ではフリック監督の下、国際試合9試合で7ゴールを挙げているフュルクルク。新たな指揮官であるナーゲルスマン監督を迎えた新チームについては「今のチームには質が高い選手が多い。ユリアン・ナーゲルスマンは完璧主義者で、私たち全員を良くしてくれる」と信頼を述べる。

「私たちはただ、彼のアイデアを賢明に実行するために、できる限り彼をサポートしなければならない。そうすれば、私たちは成功への道を取り戻すだろう。私はそう確信している」

 新たな出発を迎えるチームでの決意も語ったフュルクルク。2024年の欧州選手権(EURO)へ向けて、ナーゲルスマン監督の下で好スタートを切ることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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