プレミア序盤戦の「新戦力採点」を英報道 マンUから2選手がワースト入り、ソン・フンミンの新相棒に高評価

プレミアリーグのベスト移籍とワースト移籍を英選定【写真:ロイター】
プレミアリーグのベスト移籍とワースト移籍を英選定【写真:ロイター】

ライスやマディソンらが高評価

 イングランド1部プレミアリーグは第8節まで終了し、勝ち点20のトッテナムが首位、同勝ち点のアーセナルが総得点の差で2位につけている。北ロンドンを本拠地とする両クラブが好調な一方で、マンチェスター・ユナイテッドが10位、チェルシーが11位と低迷。アストン・ビラが5位、ブライトンが6位と躍進するなどリーグ内の勢力図に変化が見えている。そうしたなか、英紙「デイリー・メール」は今夏のプレミアリーグの新戦力の中からベスト&ワーストをそれぞれ5人選出し、10点満点で採点している。

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 ベストで選出されたのはリバプールのハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ、トッテナムのイングランド代表MFジェームズ・マディソンとオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェン、アーセナルのイングランド代表MFデクラン・ライス、そしてウェストハムのイングランド代表MFジェームズ・ウォード=プラウズの5人。上位チームの中から、移籍後すぐにレギュラーポジションを勝ち取り、影響力を発揮している選手たちが並んだ。

 リバプールの中盤で攻守両面に存在感を放つソボスライ、トッテナムの最終ラインに安定感をもたらした左利きのファン・デ・フェン、セットプレーの名手ウォード=プラウズの3人は10点中8点がつけられた。

 韓国代表FWソン・フンミンとのホットラインを築くマディソン、アーセナルが英国史上最高額で獲得したライスの2人が最高タイの9点。マディソンは「即インパクトを残したのは少し驚きだったが、アンジェ・ポステコグルーが起こしたノースロンドン革命において重要な役割」と絶賛を受けている。また、ライスも「エンジンルームにおけるリーダーシップは非常な貴重」とその重要性の高さが強調されている。

 一方、ワーストで名を連ねているのはマンチェスター・ユナイテッドの元カメルーン代表GKアンドレ・オナナとイングランド代表MFメイソン・マウント、チェルシーのエクアドル代表MFモイセス・カイセドとセネガル代表FWニコラス・ジャクソン、アーセナルのドイツ代表MFカイ・ハフェルツの5人だった。

 アーセナルのハフェルツはここまでまだ得点がないこともあり、上位チームから唯一のランクインとなった。10点中3点。移籍金が7100万ポンド(約130億円)と高額だった分、それ相応の厳しい目を向けられている。

 不調のチェルシーで新たな得点源として期待されたジャクソンと争奪戦の末に獲得したカイセドの2人もチームの不調に引きずられる格好でここまで目立った活躍ができておらず、ともに4点。チェルシーからユナイテッドへ移籍するも、加入直後に負傷離脱したユナイテッドのマウントも評価は4点にとどまった。

 最低評価となってしまったのはユナイテッドの新守護神オナナで2点。イージーミスから失点を許すなど不振を極めており、3-4で敗れたUEFAチャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦後には「今日勝てなかったのは私の責任だ」と謝罪。インテルからやってきたカメルーン人GKは受難の時を過ごしている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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