遠藤獲得は「藁にもすがる思いだったのだろう」 リバプールOBが加入後の働きに一定評価「かなり良くなっている」

リバプールの遠藤航【写真:ロイター】
リバプールの遠藤航【写真:ロイター】

元英代表MFマクマホン氏が古巣リバプールの中盤に見解

 イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は、現地時間10月8日に行われたプレミアリーグ第8節ブライトン戦(2-2)でベンチ入りするも出番なしに終わった。厳しいポジション争いの中に身を置くなか、リバプールOBは「少なくとも前よりはかなり良くなっている」と一定の評価をしている。

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 リバプールは今季、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ、オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ、そして遠藤と中盤の選手を大量補強。現在はマック・アリスターが本来の主戦場ではないアンカーを務め、厳しい目を向けられることも増えている。

 遠藤は移籍後、リーグ戦は5試合に出場するもスタメン出場は1回のみ。UEFAヨーロッパリーグ(EL)では2試合とも先発メンバーに名を連ねており、ローテーション要員となっている。

 そのなかで、1985~91年にリバプールに在籍した元イングランド代表MFスティーブ・マクマホン氏は英紙「リバプール・エコー」で、古巣の中盤について言及。「ソボスライは素晴らしい補強だ。マック・アリスターも大丈夫だ。10点中6点という意味だが、彼はもっと良くなる」と語ったうえで、遠藤についても触れている。

「遠藤との契約は藁にもすがる思いだったのだろう。守備的MFが必要だったなか、突然、遠藤が現われた。誰も予期していなかった。我々はまだ彼のプレーを十分に見られていない。彼が演じたのは脇役。上手くいっていない部分もあると思う。ただ、少なくとも前よりはかなり良くなっているのは確かだ」

 10月の国際Aマッチウィークを経て、21日のプレミアリーグ第9節エバートン戦以降、遠藤がどのような起用をされていくのか注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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