冨安健洋は「プレミアリーグ最高の1人」 CB起用の“堅実プレー”に現地絶賛「先発に値する」
カラバオ・カップ3回戦でCB起用、右SBもこなして完封勝利に貢献
イングランド1部アーセナルは現地時間9月27日、カラバオ・カップ3回戦でブレントフォードと対戦し、1-0で勝利した。日本代表DF冨安健洋は今季初めてセンターバック(CB)として先発出場。後半途中からは右サイドバック(SB)を務める多才性を発揮したプレーに、海外メディアは高評価を伝えている。
冨安は今季、守備固めとして後半途中からの出番が続いていたなか、ブレントフォード戦でスタメン出場。公式戦では8月21日のプレミアリーグ第2節クリスタル・パレス戦(1-0)以来、6試合ぶりとなる先発のピッチに立ち、起用ポジションは今季アーセナルでは初となるCBでの出番となった。
MFリース・ネルソンの決勝ゴール(前半8分)で勝利したこの試合で、冨安は同21分にピンチの場面でシュートブロックを見せるなど安定感が際立つ守備を披露。後半途中から右SBにポジションを変えたなかでも失点は許さず、堅実なプレーで無失点勝利に貢献し、一定水準のパフォーマンスで万能ぶりを発揮した。
冨安のプレーに関して、英メディア「TBRフットボール」は「ガナーズでは冨安健洋が特に印象的だった。(ミケル・)アルテタは冨安をCBでプレーすることを選択し、後半にはいつもの右SBのポジションに移るまでに非常に良いパフォーマンスを見せた」と高評価。今季初となる90分フル出場のプレーを絶賛している。
さらに同メディアは「『週末の先発に値する』:アーセナルファン、カラバオ・カップでブレントフォードに勝利、1600万ポンド(約29億円)の戦士を称賛」と見出しを打ち現地ファンからの評価も紹介。SNS上では「冨安は本当にワールドクラスだ」「週末の先発に値する」「プレミアリーグ最高のCBの1人」との声が上がったといい、堅実なプレーに高評価が送られていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)