韓国、部活動の減少傾向を阻止へ 1億円超の予算投下、関係者は「日本の厚い選手層」も意識と現地報道

韓国が1億円超の予算を投下【写真:ロイター】
韓国が1億円超の予算を投下【写真:ロイター】

1億円超の予算を投下

 韓国は学校の部活動の数が大幅な減少傾向にあり、日本の育成傾向も踏まえて、1億円超の予算を投下して強化策に本腰を入れるという。

「年間140個ずつ消える学校の部活」

 このような見出しで取り上げたのは、韓国のニュース総合サイト「ノーカットニュース」だ。

 記事では、「韓国のスポーツ人材発掘・育成の起点とも言える学校の部活動減少が尋常ではない」として、政府が支援する政策を打ち出したと紹介している。

 韓国関係者も今年7月アジア競技大会への期待する成績に関する質問で、「日本の厚い選手層に言及するとともに、学校体育と生活体育の活性化の必要性を強調した」という。

 韓国は「部活動創立支援事業」を推進し、下半期に展開するこの事業には10億ウォン(約1億1000万円)の予算を準備。1次公募を経て、バドミントン、体操、フェンシングなど8種目の10校の部活動を選定している。

 近年は、日本代表との直接対決で劣勢に立つ韓国だが、育成年代の環境整備に力を入れ、魅力的なタレントの輩出を目指していく。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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