現役引退発表の李忠成、伝説の“アジア杯ボレー弾”に再脚光 「一生忘れない」「日本代表史上最も美しい」

李忠成が現役引退を発表【写真:Getty Images】
李忠成が現役引退を発表【写真:Getty Images】

14日に現役引退を発表

 アルビレックス新潟シンガポールは9月14日、元日本代表FW李忠成が2023シーズンをもって現役を引退することを発表した。SNSでもトレンド入りするなど反響を呼んだなか、自身の公式X(旧ツイッター)で「これからは未来ある子供達の力になれるよう、持てる限りの力と経験を繋いでいく」と、新たなキャリアへの意気込みを語った。

 現在37歳の李忠成は、これまでFC東京、柏レイソル、サンフレッチェ広島、サウサンプトン、浦和レッズ、横浜F・マリノス、京都サンガF.C.でプレー。21年12月からは、アルビレックス新潟シンガポールへ移籍し、新たなキャリアを歩んでいた。

 日本代表としては11試合に出場し2ゴールを記録。11年にはアルベルト・ザッケローニ監督の下、アジアカップのメンバーに選出され、オーストリア代表との決勝戦では、劇的決勝ボレー弾で優勝に大きく貢献した。

 そんななか、スポーツチャンネル「DAZN」公式Xが李忠成の現役引退を受けて、劇的ボレーの瞬間に再脚光。動画のコメント欄では「これは伝説」「日本代表史上最も美しいゴール」「このゴールは一生忘れない」「何度観てもスーパー」「めっちゃ記憶に残ってる」など多くのコメントが寄せられた。

 また、李忠成は自身の公式Xで改めて現役引退を報告。「これからは未来ある子供達の力になれるよう、持てる限りの力と経験を繋いでいく」と、今後のサッカー界への貢献を誓った。

「【現役引退】発表させて頂きます。最高の仲間と出会えた事、最高の経験を共有できた事、こんなサッカー人生は想像もしてなかった。サッカーは素晴らしい。これからは未来ある子供達の力になれるよう、持てる限りの力と経験を繋いでいく。皆んなありがとう! そしてこれからも楽しもう! まだ道半ば!」

 多くのサッカーファンの脳裏に焼き付くゴールを決め、シンガポールの地で自身経験を還元してきた李忠成。アルビレックス新潟シンガポールの一員としては数試合を残しており、最後までキャリアを全うする姿に注目だ。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング