アーセナルMF、ユベントス移籍が浮上 薬物陽性ポグバの後釜?…「売却の可能性」と英指摘
ガーナ代表MFトーマス・パーティの獲得をユベントス画策
イタリア1部ユベントスのフランス代表MFポール・ポグバは試合後の薬物検査で陽性反応となり、暫定的な出場停止処分を受けている。最大4年間の出場停止処分の可能性が伝えられているなか、クラブは最悪の事態に備えて後釜の確保に動き出しているようだ。
ポグバは8月20日に行われたセリエA第1節のウディネーゼ戦(3-0)のあとに行われた検査で筋力増強作用のあるテストステロンが検出され、暫定的に資格停止処分を下された。違反が確定すれば、最大で4年間の出場停止処分と報じられている。また、その場合にはユベントスはポグバとの契約解除する可能性も伝えられている。
英メディア「フットボール・トランスファー」によれば、ユベントスはポグバの代役としてイングランド1部アーセナルのガーナ代表MFトーマス・パーティを冬の移籍市場で獲得しようと考えているという。
トーマスは今夏にサウジアラビアのクラブへの移籍が噂されていたが、最終的にはアーセナルに残留。開幕から本職の中盤ではなく、右サイドバックとして出場機会を手にしているが、ユベントスからのオファーがあれば耳を傾ける構えだという。
トーマスとアーセナルの契約は残り1年半。選手側は長期契約延長を望んでいるものの、クラブはトーマスの負傷の多さを懸念しており、週給20万ポンド(約3700万円)という高額のサラリーもネックとなり、売却のタイミングを見計らっているとも言われる。
ピッチに立てばクオリティーの高いパフォーマンスでチームに貢献するトーマスだが、負傷欠場の多さからアーセナルでも絶対的な地位は築けていない。薬物トラブルに揺れるポグバの後釜候補としてイタリア行きの可能性が浮上している。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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