日本に完敗→監督解任…独代表OBらが母国に言及 「完全に傲慢」「責任感の欠如」と指摘された2選手は?

日本に敗れたドイツ【写真:ロイター】
日本に敗れたドイツ【写真:ロイター】

代表OBの見解を紹介

 ドイツ代表は現地時間9月9日の国際親善試合で日本代表と対戦し1-4の大敗。10日にはハンジ・フリック監督の解任が発表された。激震の走る母国を元代表MFが酷評。特に2人の選手を名指しで挙げて言及している。

 昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグの初戦で日本に敗れているドイツ。決勝トーナメント進出を逃した同大会後も、チームのパフォーマンスは低調なままだった。

 2023年に入って行われた3月と6月の国際親善試合では、計5試合を戦い1勝1分3敗と振るわぬ結果に。直近4戦未勝利のまま、日本との再戦に挑んだ。W杯では主導権を握って試合を進めていたドイツだが、9月の対戦では日本にボールを握られる展開となる。

 ドイツは前半2失点。後半は3バックにシステム変更した日本のカウンターを浴び、さらに2つのゴールを許した。FWレロイ・サネのゴールはあったものの、1-4で完敗を喫する形となっている。

 そうしたなか試合翌日にはフリック監督が電撃解任。地元紙「Frankfurter Rundschau」によると、元ドイツ代表MFマリオ・バスラー氏は日本戦の「ドイツのパフォーマンスに憤慨した」という。

 フリック氏の解任も含め、バスラー氏は代表チームを厳しく批判。バスラー氏は最近の不振の主な責任はフィールドにいる選手たちにあると見ており、「もちろん、このチームの責任の一端は常に監督にある。しかし、もしピッチに11人の無力な選手たちがいたら、監督は何をすればいいんだ?」と極論を述べている。

 なかでもMFエムレ・ジャンには「完全に傲慢」、新キャプテンのMFイルカイ・ギュンドアンについては「責任感の欠如」とそれぞれ名指しで厳しい言葉を贈った。

 一方、同国の元代表MFシュテファン・エッフェンベルク氏はこれらの意見を受けて「ピッチの上に11人の無力がいるわけではない」と強調しつつ、「主な問題は、どこでリーダーシップを発揮しなければならないか。ラインナップと戦術の責任はどこにあるのかだ」と持論を展開している。

 またケルンやヴォルフスブルクなどでかつてストライカーとして活躍したドイツ代表OBのパトリック・ヘルメス氏は、日本チームの成功の秘訣として「団結力」を強調したという。記事では「ドイツチームを大差で打ち負かすのに十分と思われるクオリティーがあった」と日本のポテンシャルには賛辞を贈っていた。

 未勝利が続いていたドイツだが、12日のフランス代表戦では2-1と久々の勝利。フリック氏解任後の新たな出発となったが、今後の監督人事にも注目が集まっている。

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング