中国はマレーシアに1-1ドロー、日本のドイツ撃破に賛辞「エキサイティングだった」

　日本代表は現地時間9月9日（日本時間10日）、敵地ヴォルフスブルクでドイツ代表と国際親善試合を行い、4-1と完勝した。中国メディアは母国代表と比較し、「これが違いか？」「またしても歴史的快挙を成し遂げた」と賛辞を送っている。

　カタール・ワールドカップのグループリーグで対戦し、強豪ドイツを2-1と撃破して絶賛された日本がまた耳目を集めた。MF伊東純也とFW上田綺世のゴールで前半を2-1で折り返すと、終盤には途中出場のFW浅野拓磨とMF田中碧もゴールを奪い4-1と完勝した。

　中国大手メディア「SOHU」は「これが違いか？　中国代表はホームでマレーシアと引き分け苦戦！　日本はアウェーでドイツに4ゴール完勝！」と報道。同時期に親善試合を行った中国と日本を比較し、「中国はマレーシアと1-1の引き分けに終わり、日本はドイツに4-1で勝利し、またしても歴史的快挙を成し遂げて注目を集めた」と、W杯優勝経験国ドイツ戦での連勝をクローズアップしている。

　記事では「中国は（マレーシア戦で）16本のシュートを放ち、ボール支配率で優位に立っていた。しかし決勝点を奪うことはできず、解決策はないように見えた。マレーシアに何度も危ない場面を作られ、東南アジアサッカーの躍進と中国サッカーの後退を見ることができる」と嘆いた。

　一方、ドイツに再び勝利した日本に驚きを露わにし、「日本とドイツの戦いは、見ていてエキサイティングだった」と言及。「ドイツは今、調子が悪い。ベルギー、ポーランド、コロンビアに次々敗れている。しかし、日本に4失点で負けたのは本当に信じられない。日本のサッカーが本当に良くなっていることを示している」と手放しで賛辞を送っていた。