英雄リトバルスキーが日本代表を“電撃訪問” ドイツ戦で注目の選手2人は?「まじめな選手になった(笑)」【現地発】
森保監督らとも談笑
日本代表は9月9日(日本時間10日未明)、ドイツ・ヴォルフスブルクで国際親善試合ドイツ代表戦に臨む。7日は合宿4日目の練習を行い、冒頭15分が公開された。かつてジェフユナイテッド市原(現千葉)でプレーし、横浜FCやアピスパ福岡で指揮も執った元西ドイツ代表MFピエール・リトバルスキー氏が現地で森保ジャパンの練習を見学。森保一監督や名波浩コーチとも言葉を交わしたなか、取材にも対応して、日本での注目選手やドイツ代表について語った。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞)
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1990年のワールドカップ(W杯)に出場した経歴を持つリトバルスキー氏は、1993年に日本へ。Jリーグの市原で2年、その後旧JFLのブランメル仙台で2年プレーした。現在63歳のリトバルスキー氏は、日本代表の選手で注目する“お気に入り”を2人名指しした。
「三笘。速い、大好き。いろんな崩しもできる。サイドを突破できるから。ビッグタレント」
「私は堂安が好き。昔から見ているし、最初は中盤をやっていた。体も強くなって、まじめな選手に……なった(笑)。ポジションは1対2の場面が多いけど、いいタイミングでドリブルするし、パスも出すし、シュートも打つ」
一方でドイツは厳しい状況で日本戦を迎える。カタールW杯で2大会連続となるグループリーグ敗退を喫し、今年に入ってからも1勝1分3敗と波に乗り切れず。ハンジ・フリック監督率いるチームはホームで日本と戦ううえで負けられない一戦となる。
「最近あまり勝っていないからね。今回の試合はいいコンディション。けが人は出たけどベストメンバーだし。いいチームだと思う。(日本にとって)ドイツはそんなに簡単じゃないと思う。(ハンジ・フリック)監督もプレッシャーだろうね、僕友達。ベストフレンドも大変」
「リティ」の愛称で知られるレジェンドは、展望について「分からない」としつつも、互いにとって有意義で簡単な試合にはならないと予想していた。