サウジリーグで伝説シーン再び…アル・イテハドのリバプール彷彿CKが話題「バルサが動揺している」

アル・イテハドのゴールシーンに注目【写真:Getty Images】
アル・イテハドのゴールシーンに注目【写真:Getty Images】

後半立ち上がり、アル・イテハドがとっさの判断でCKをクイックリスタート

 サウジアラビア1部アル・イテハドは現地時間8月20日、サウジ・プロフェッショナルリーグ第2節でアル・タエーをホームに迎え撃った。この試合で2-0の勝利を収めたなか、先制点のシーンがイングランド1部リバプールを彷彿とさせると話題になっている。

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 元フランス代表FWカリム・ベンゼマや同代表エンゴロ・カンテ、ブラジル代表MFファビーニョの加入で注目のアル・イテハド。豪華メンバー補強の効果か、開幕戦の快勝(アル・ラーイド戦/アウェー/3-0)に続き第2節でも後半の2得点で危なげなく勝利を収めている。その第2節では注目すべきシーンが生まれた。

 それは、後半7分からの先制点につながる場面。敵陣深くに攻め込んだアル・イテハドは右サイドに開いたMFイゴーリ・カイケ・コロナドがペナルティー・エリア(PA)に走り込んだベンゼマへグラウンダーのクロスを供給する。これにベンゼマが右足ダイレクトで合わせるも、右隅へ飛んだボールに相手GKが横っ飛びで反応しゴールを阻止。アル・イテハドがコーナーキックを獲得する。

 ここでカメラは、GKのファインセーブを称えるアル・タエーの選手たちにフォーカス。すると次の瞬間、スタジアムから突如湧き上がる歓声とともに喜ぶアル・イテハドの選手たちの姿に場面が切り替わる。リプレイが映していたのは、コロナドのクイックリスタートをFWアブデルラザク・ハムダラーが冷静に流し込む姿だった。

 このシーンをアル・イテハドが公式インスタグラムで公開すると、瞬く間に話題に。コメント欄には「メンタルすごい」「ボールパーソンに感謝しないと」などの反応に加え、「バルセロナが動揺しているだろう」「リバプールの方法を使った」といった声が寄せられた。

 コメント欄の「リバプール」とは、2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦でFCバルセロナ相手にFWディボック・オリギが決めた4点目のシーンを指している。とっさの機転を利かせた今回の一撃に伝説のシーンを重ね合わせたファンも多かったようだ。

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