ハーツFW小田裕太郎が開幕戦で今季初ゴール! 海外メディアが最優秀選手に選出「真の脅威」

ハーツでプレーする小田裕太郎【写真:Getty Images】
ハーツでプレーする小田裕太郎【写真:Getty Images】

セント・ジョンストン戦でスタメン出場

 スコットランド1部ハーツのFW小田裕太郎は8月5日のスコティッシュ・プレミアシップ開幕節の敵地セント・ジョンストン戦に右サイドで先発出場し、後半30分に今季初ゴールをマークした。2-0の勝利に貢献した21歳の活躍を現地メディアが称賛している。

 お互いに得点が奪えない展開を打破する鮮烈ゴールだった。小田はロングボールの競り合いでこぼれたボールをうまく足元に収めると、エリア内右から右足を強振。鋭いシュートはブロックに入ったDFの脇を抜け、ゴール左隅のネットに突き刺さった。小田は飛び上がって豪快なガッツポーズを決め、チームメートと輪になってゴールを祝福した。

 ハーツは試合終了間際にも追加点を奪い、2-0で開幕戦を勝利。小田は後半39分まで出場した。今夏にFC東京からハーツに新加入したFW田川亨介も後半24分からの出場で新天地デビューを飾っていた。

 英公共放送「BBC」は小田をこの試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(最優秀選手)に選出。「小田は高水準の一撃とともに、ワイドでも中央に入ってもいつものようにクオリティーを示した」と絶賛していた。

 また、ハーツの本拠地エディンバラの地元メディア「Edinburg live」の選手採点で小田はチームトップの8点を獲得。「真の脅威と中に切れ込むエネルギーを与えた」と攻撃を牽引する存在として高い評価を受けていた。

 昨季はリーグ戦12試合で1得点だった小田が最高の形で新シーズンを滑り出した。

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