なでしこジャパンは「要注意!」 優勝した2011年以上の攻撃力に米国メディア注目「あの頃よりも良くなっている」
2011年の優勝時よりも得点力はアップ
なでしこジャパン(日本女子代表)は8月5日、オーストラリアとニュージーランドで共催されている女子ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦でノルウェーを3-1で下し、ベスト8へ駒を進めた。アメリカのスペイン語テレビ局「テレムンド」は、「日本は要注意!」と伝えている。
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日本はザンビア、コスタリカ、スペインと同居したグループリーグを3戦全勝。11得点無失点の成績で決勝トーナメントに勝ち上がった。引いて守備を固めたノルウェーを相手にボールを保持する展開となり、前半15分に相手のオウンゴールで幸先よく先制した。
同20分に今大会初失点を喫して同点に追い付かれたが、後半5分にMF清水梨紗が勝ち越しゴールをゲット。さらに同36分にはカウンターからMF宮澤ひなたが今大会5得点目を挙げ、試合を決定づけた。
チームとしての機能美を見せた日本。準々決勝の対戦相手は、8月6日に行われるアメリカとスウェーデンによる1回戦の勝者となるが、アメリカのスペイン語テレビ局「テレムンド」は「日本は要注意! 女王だった頃より良くなっている」と見出しを打って取り上げている。
「4戦4勝、14ゴール。これはただの数字ではない。2011年W杯の12ゴールを上回り、日本にとってはW杯における最多得点なのだ。日本は2015年以来となるメジャー大会でベスト8進出を果たし、再び頂点を目指している。その目標を語るうえでは、宮澤ひなたの存在は大きい。彼女は今大会で5ゴールを挙げ、得点王レースでトップに立つ。これは、2011年の澤穂希と並び、1大会における日本人選手の最多得点記録でもある。宮澤はベスト8でこの記録を塗り替えることができるだろう」
2011年以来となるW杯優勝に向けて、日本は快進撃を続けている。