前半15分に日本が先制、その後ノルウェーが同点に追い付く

　なでしこジャパン（日本女子代表）は8月5日にオーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ（W杯）決勝トーナメント1回戦でノルウェーと対戦。前半15分に相手のオウンゴールで先制したシーンについて、海外メディアは「ノルウェーにとって悪夢のようなスタート」と伝えている。

　日本はグループリーグのC組でザンビアとの初戦に5-0、コスタリカとの2戦目を2-0で勝利。そして、最終戦では強豪スペインを相手に4-0の快勝で3連勝の11得点0失点という素晴らしい数字を残して首位通過した。一方のノルウェーは大会全体の開幕戦でニュージーランドに初勝利を献上したものの、スイスと引き分けた後にフィリピンを6-0で下してA組を2位通過している。

　日本は前半15分、相手のオウンゴールで先制。英テレビ局「ITV Football」公式X（ツイッター）は「ノルウェーにとって悪夢のようなスタート。日本の早いプレッシャーが功を奏し、オウンゴールを誘発」と速報した。

　しかし、5分後の前半20分、中盤で中心選手のFWキャロライン・グラハム・ハンセンにキープされてサイドに展開されると、ペナルティーエリア内へのクロスをMFグロ・レイテンに頭で合わせられて失点した。警戒していた相手の高さからの1点が、日本にとって今大会の初失点になった。同局は「失点後、ほぼ即座に同点に戻す」と伝えている。