英2部QPR監督唸った“崇高なティキタカ”反響 パス&ムーブ翻弄シーン「この世のものとは思えない」

QPRのティキタカが話題【写真:Getty Images】
QPRのティキタカが話題【写真:Getty Images】

プレシーズンマッチで華麗なティキタカを披露

 イングランド2部クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)は7月22日、同3部のAFCウィンブルドンとプレシーズンマッチで対戦し、1-1で引き分けた。英紙「ザ・サン」では、QPRがこの試合の前半で見せた華麗なパスワークに注目し、「崇高なティキタカ」「パス&ムーブ・フットボールの素晴らしい例」と、一連のシーンを伝えている。

 注目のシーンは前半22分、QPRの選手たちが相手陣内に攻め込み、ピッチ中央でパスを回し左サイドにボールを運びながら前進。10番を背負うモロッコ代表MFイリアス・シャイルを中心に魅力的なパスワークを披露すると、ペナルティーエリア(PA)内に侵入したFWクリス・ウィロックは股抜きで相手をかわし、ゴール中央にラストパスを送るも相手GKの好セーブに阻まれ得点には至らなかった。

「ザ・サン」紙では、一連の攻撃シーンについて、「パス&ムーブ・フットボールの素晴らしい例で、The R’s(QPRの愛称)はリーグ2の相手を翻弄した」と伝え、「彼らは見事なコンビネーションを見せた」と、QPRの選手たちを称賛した。

 かつてQPRで選手としてもプレーしたギャレス・エインズワース監督も「攻撃的なプレーは時々、この世のものとは思えなかった」と、選手たちが披露した一連の攻撃シーンを称賛し、「最後の仕上げでもっと枠に収められるか」と、フィニッシュ精度を課題に挙げた。

 また同紙では、現地のファン・サポーターの声も紹介。「この映像を見れば、QPRの予想順位は間違いなく上がるだろう」と、新シーズンを前に早くも、チームに対する期待の声が上がっていた。

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