レアル戦力外危機の“10番”ハメスに地元紙が酷評の嵐 「のけ者」「史上最低の暴落」

MF陣に負傷者続出もCLスポルティング戦で出番なし 「序列が底に沈んだ証明」

 レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、22日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)敵地スポルティング・リスボン戦(2-1)で、チームが中盤に負傷者が続出するなか、出番なしに終わった。スペイン地元各紙は、“白い巨人”の背番号10の戦力外危機を報じている。

 地元紙「マルカ」は、「ハメス・ロドリゲスはリーガとチャンピオンズリーグでのけ者」と報じた。レアルの中盤は今、危機的状況が続いている。ドイツ代表MFトニ・クロースとブラジル代表MFカゼミーロは故障離脱中。クロアチア代表MFルカ・モドリッチは戦列復帰したばかりで本調子にないが、ジネディーヌ・ジダン監督はこの日、ハメスに出場機会を与えなかった。

 クロアチア代表MFマテオ・コバチッチとスペイン代表MFイスコ、MFルーカス・バスケスが先発起用され、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルの故障時には新鋭MFマルコ・アセンシオをピッチに送り込んだ。

 ハメスは19日のリーガ前節アトレチコ・マドリード戦では、3-0と勝負が決した後半38分から途中出場。記事では「アトレチコ・マドリードとスポルティング戦というビッグマッチでコロンビア人は合計7分間の出場となっており、このことは彼がチーム内の序列でどこまで底に沈んでいるのかを証明している」とレポートされている。

 さらにジダン監督が、昨季終盤もバルセロナとのクラシコやCL決勝という大一番で、ハメスを起用しなかった点についても指摘している。

 

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