なでしこジャパンのW杯“優勝確率”は3%未満か データ会社算出の結果に注目…タイトルに一番近い国は?

王座奪還を狙う日本代表【写真:Getty Images】
王座奪還を狙う日本代表【写真:Getty Images】

データ分析会社「オプタ」が各国の“優勝可能性”を算出

 なでしこジャパン(サッカー女子日本代表/FIFAランキング11位)は、7月20日に開幕する女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア&ニュージーランド大会に出場する。2011年以来遠ざかっている悲願の優勝へ向けて準備を進めるなか、データ分析会社「オプタ」が各国の“優勝可能性”を算出した。

「オプタ」のスーパーコンピューターが算出した優勝の筆頭候補はアメリカ女子代表(FIFAランキング1位)で、21.65%となっている。アメリカは過去4大会で同タイトルを獲得しており、23年もその実力に大きな変動はなさそうだ。

 2位にはイングランド女子代表(FIFAランキング4位)が16.87%でランクイン。過去の最高成績は2015年、カナダで開催されたW杯の3位。それでも、UEFA欧州女子選手権では自国開催となった2022年大会で見事初タイトルを手にしている。

 3位にはスペイン(11.33%/FIFAランキング6位)、4位にドイツ(9.3%/同2位)、5位にフランス(7.47%/同5位)という並びになった。そして11年大会で優勝、15大会で準優勝を誇る日本は2.27%で10位となっている。

 これまでなでしこジャパンの10番を背負ってきたFW岩渕真奈がメンバー外となった今大会。7月14日に行われたW杯前最後の国際親善試合のパナマ女子代表(同52位)戦で、5-0の快勝を収めた。下馬評を覆し、再び栄光を手にすることができるだろうか。

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