タクシーにラッピング、なでしこジャパンの7選手がサイン記入

　7月にオーストラリアとニュージーランドの共催で開幕する女子ワールドカップ（W杯）に臨むなでしこジャパン（日本女子代表）が、14日にユアテックスタジアム仙台でパナマ代表と国内ラストマッチに臨むなか、日本サッカー協会（JFA）が都内で1台しか走行していない「なでしこジャパンタクシー」を紹介。「出会えた人はラッキー」「見つけたい！」と注目を集めている。

　なでしこジャパンは、14日のパナマ戦後にニュージーランド入りし、22日の女子W杯グループリーグ初戦でザンビア代表、26日にコスタリカ代表、31日にスペイン代表と対戦する。

　主将のDF熊谷紗希は「女子サッカーの未来のために、私たちが世界で戦えることを証明したい」と壮行会で語るなど意気込むなか、JFAの公式インスタグラムでは「なでしこジャパンタクシー　『MS＆ADカップ2023』応援企画として都内や仙台市内を走行中！　タクシーに装飾された7選手より、都内を走行中の1台にサインを記入してもらいました」と投稿し、7選手がタクシーにサインする様子などを届けた。

　タクシーの側面には14日の試合情報や選手の姿がラッピングされており、乗客にはMS＆ADカップ2023がプレゼントされるという。「都内では1台しか走行していない、レアなタクシーですので、是非見つけて下さいね！　※仙台市内は合計10台走行中です」とレア度を強調した。

　SNS上では「出会えた人はラッキー」「見つけたい！」「探したけど…出会えなかったぁ」などの反響が広がっており、都内や仙台市を走行する特別仕様の「なでしこジャパンタクシー」が試合を盛り上げる。