少女&少年を熱くさせた日本代表戦士 ぎこちない日本語の「MITOMA」ボード、W杯ボールにサインの“神対応”に注目【欧州名シーン】

三笘薫と田中碧の周囲で起こった名シーンに注目【写真:徳原隆元】
三笘薫と田中碧の周囲で起こった名シーンに注目【写真:徳原隆元】

三笘薫と田中碧の周囲で起こった名シーンを振り返る

 2022-23シーズンの欧州サッカーシーンでは、数々の出来事が起こった。観る者の心を揺さぶった一場面、偉大な記録樹立達成の瞬間など、数々の熱い名場面があったなかで、欧州で起こった名シーンを振り返る。イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫を現地スタジアムで応援する少女や、ドイツ2部デュッセルドルフMF田中碧の“神対応”があった。

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 欧州の注目が集まったシーンがあった。2023年1月29日、FAカップ4回戦のリバプール戦(2-1)で劇的決勝点を挙げ、勝利に貢献した三笘。その一方、現地スタジアムで少女が「MITOMA」ボードを掲げたことが話題となった。

 直近の活躍ぶりでイングランド国内では注目の的となり、とりわけ卓越したそのテクニックにファンも釘付けに。ブライトンのホームスタジアムには、日の丸をプリントしたプラカードを掲げる現地ファンの姿が見られるなど、注目度は試合ごとに増しているなか、リバプール戦で海外少女が掲げた「MITOMA」ボードが話題となった。段ボールには「MITOMA」の文字と日の丸、背番号22のユニフォームが書かれるとともに、ボードの下にはぎこちない日本語でなにかを要求する文字が記されていた。

 日本語の文字は「あなたのシャツをお願いできますか?」と書かれており、“三笘愛”が詰まったそのボードにSNS上では「微笑ましい」「可愛い」「日本人として誇らしい」「一生懸命書いたの好感が持てる」といった声があがり、日本人アタッカーへ必死に思いを伝えようとする姿が注目を浴びた。

 そんな三笘と川崎フロンターレ時代は同僚だった田中。カタール・ワールドカップ(W杯)では3試合でピッチに立ち、グループリーグ第3戦のスペイン代表戦では三笘からのクロスを決めて決勝点を奪った。

大活躍だったW杯後、川崎時代の先輩J2ジェフユナイテッド市原・千葉GK新井章太と食事をともにし、同伴した息子へ“神対応”した。新井はインスタグラムで「実は(谷口)彰悟も行く予定でした。が行けなくなったので代役は息子の健心でした」と綴り、カタール1部アル・ラーヤンへ移籍した日本代表DF谷口彰悟の代わりに、息子が同席したことを明かしら。さらに「W杯のユニフォームとW杯のボールにサインしてもらって本当に嬉しそうでした 初めてサインしてもらったのが田中碧選手となりました」と記すと、投稿には食事の席での田中と息子の2ショット、サインボールなど3枚の写真を添えた。

 W杯で一躍、脚光を浴びた日本代表戦士からの“神対応”に対し、コメント欄には「とてもいい記念になりましたね!」「なんとも羨ましいです」との声が届くなど、熱視線が注がれていた。

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