冨安健洋、ボローニャ時代から“2倍以上”となったデータとは? 数字が示すアーセナルでのプレー総括
試合欠場率が21%→43.6%に増加
イングランド1部アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋は、2021年夏にイタリア1部ボローニャから加入。英国でも通用することを証明してきたが、怪我の影響で出場できない時期も少なくなかった。こうしたデータについて、分析会社「オプタ」が示している。
安定した守備でアーセナルの後方を支えていたが、22年冬に左のふくらはぎを負傷、さらに23年3月にはUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16セカンドレグのスポルティング戦で足を滑らせ右膝の怪我を負った。
特に右膝の怪我は状態があまり良くなく、今年3月に手術を実施。新シーズンに向けて懸命にリハビリを続けている。そんな冨安の成績を、データ分析会社「オプタ」がピックアップ。ボローニャ時代と、アーセナル在籍現在の特定の比較を示している。
公式戦成績の比較で、「ボローニャ在籍時の試合欠場率21%に対して、アーセナル加入以降の同率は2倍以上の43.6%となっている」という。さらに先発出場数は、ボローニャ時代に63試合中64試合、アーセナル加入後は53試合中34試合にとどまっている。
1試合の平均出場時間も、ボローニャ在籍時の86.9分から、アーセナルでは56.5分と30分ほど短くなっているという。2022-23シーズンでは思うように稼働できない時期も多かった冨安。新シーズンはコンディション面も整え、再びチームの重要な戦力となることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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