元日本代表DF槙野氏が試合前に展望

　森保一監督の率いる日本代表（FIFAランキング20位）は、6月15日に行われたキリンチャレンジカップでエルサルバドル代表（同75位）と対戦。カタール・ワールドカップ（W杯）後、3月に国内で行ったウルグアイ戦（1-1）、コロンビア戦（1-2）で勝利を挙げられなかった日本は、第2次森保ジャパンでの初勝利を目指す。

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　試合が行われる豊田スタジアムのチケットは完売。ウォーミングアップに登場した選手たちには、大きな声援が送られたが、この試合をテレビ解説する元日本代表DF槙野智章氏は、「選手たちもアップで入場してボルテージがアップしました。たくさんのゴールを見たいですね」と、ゴールラッシュに期待を寄せた。

　そして、進化を期待する選手としては、MF久保建英（レアル・ソシエダ）の名前を挙げた。

「3月に行われた代表戦、その前のW杯でもなかなかコンディションが上がらないまま、本人も難しい状態だった。今回はクラブで結果を残して非常に良いモチベーションとコンディションで臨んでいると思うので、非常に期待大ですね」と、4年前のエルサルバドル戦で代表デビューを果たした20番に期待を寄せた。

　また、この試合ではMF三笘薫（ブライトン）と久保が揃ってスタメン出場する。槙野氏は「同じピッチに立つことで、日本のサッカーファンも楽しむと思いますし、ボールを持つとワクワクしますよね。ゴールに向かうプレーに期待したい」と、2人の連係にも期待した。