【日本代表】エルサルバドル戦スタメン考察 久保&三笘“両ワイド”同時起用へ…「縦に速いサッカー」を標榜

エルサルバドル戦の予想布陣【画像:FOOTBALL ZONE編集部】
エルサルバドル戦の予想布陣【画像:FOOTBALL ZONE編集部】

3日の紅白戦がベースに? スタートの布陣は4-1-4-1システムが有力か

 森保一監督率いる日本代表は6月15日にキリンチャレンジカップ・エルサルバドル戦に臨む。14日には、試合会場の豊田スタジアムで会見が行われたなか、布陣が4-1-4-1でスタートし、MF三笘薫(ブライトン)やMF久保建英(レアル・ソシエダ)らが先発を務めると見られる。両サイドを起点としながら、縦に速いサッカーで初勝利を目指す。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞)

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 森保監督は、14日の会見のなかで「現段階では4-1-4-1でスタートしたいと思っている。基本的には昨日(13日)の練習からの流れで明日の試合に向けて戦術的にもメンバーのほうは準備したい」と明かした。

 前日13日に公開された紅白戦では、4-1-4-1のシステムを試し、先発組と思われるメンバーはGK大迫敬介、DF森下龍矢、板倉滉、谷口彰悟、菅原由勢、中盤にMF守田英正、堂安律、旗手怜央、三笘薫、久保建英、1トップにFW上田綺世が入った。エルサルバドル戦でも、このメンバーが濃厚と見られる。今季、所属チームで結果を残した3人が前線を務めることとなる。

 そのなかで、前線の3人と中盤に入る堂安、旗手も含めた攻撃陣の連係、最終ラインからのビルドアップの組み立てを含めて前への意識を高める。指揮官は「縦に速くゴールに向かっていくことは優先順位が高い」と話しており「それができなければ我々には起点を作るサイドにいい選手が揃っているので、サイドに起点をつくって崩していくのを優先順位として持ってやっていければ」と、相手の守備陣を突破するつもりだ。

 3月にはサイドバック(SB)が中に入りながら、攻撃に関わる形にトライした。今回はさらに前線からのチャンスメイクへ期待が懸かる。

 第2次森保ジャパンの始動となった3月には1分1敗で勝利を挙げられなかった。強力な個を持つ前線を生かし、今回こそ初白星を目指す。

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