元イタリア代表・マルディーニ氏の2人の息子がミランの下部組織でゴール

 

マルディーニ家から3代続けて名手誕生なるか

 

 かつて世界最高の左サイドバックと称された元ACミランのイタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏の2人の息子が29日、ミランの下部組織の試合でゴールを記録。元イタリア代表監督で祖父のチェザーレ・マルディーニ、パオロに続くマルディーニ家3代目の名手誕生への期待が高まっている。

 マルディーニ家の長男、DFクリスティアンは29日、ACミランのプリマベーラのペルージャ戦で初先発。ミランで永久欠番となっている父親の「3」ではなく、「6」を背負って中盤を務め、前半2分にゴールを奪った。

 イタリア地元紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、18歳のクリスティアンは残念ながらゴールの後、負傷で交代を余儀なくされ、心配した父親がロッカールームに顔を出す一幕もあったという。怪我は軽傷とされている。

 試合後、奇しくも同じグラウンドでマルディーニ家がゴールを決めた。同じくミラン下部組織「ジョバニッシミ(U-15)」に所属する次男ダニエルがルメッツァーネ戦でゴール。3‐0勝利に貢献した。

 祖父のチェザーレ氏、父親のパオロはともにミランのキャプテンを務め、欧州チャンピオンズリーグ優勝を達成したサッカー界屈指の親子鷹。クリスティアンとダニエルは現在資金難から欧州で競争力を失ったミランの将来の柱となれるのか。2人のマルディーニには大きな注目が集まっている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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