アルゼンチンは南米予選6位で本戦出場危機

　アルゼンチンがホッとしたのも束の間、前半終了間際にはFWガブリエル・ジェズスからスルーパス受けたネイマールがGKとの1対1を制してブラジルが追加点を奪った。背番号「10」を背負うエースは24歳の若さで代表通算50得点を達成した。

　アルゼンチンは後半開始と同時にMFペレスに代えてFWアグエロを投入。前線でメッシ、ディマリア、イグアインと共にカルテットを結成した。しかし、後半13分にはMFレナト・アウグストの右からの折り返しをMFパウリーニョが詰めて決定的な一撃が決まった。メッシをはじめ豪華攻撃陣も守備に下がらざるを得ない展開が続き、劣勢を覆すことはできなかった。

　試合は3-0でタイムアップ。本拠地の大歓声を受けたブラジルは、2年前に「ミネイロンの惨劇」という屈辱を味わった因縁のスタジアムで宿敵アルゼンチンを粉砕した。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images