神戸FW大迫勇也が今季リーグ10点目! 武藤嘉紀のラストパスを冷静にエースが沈める

大迫勇也が柏戦で先制ゴール、今季10ゴール目一番乗り【写真:徳原隆元】
大迫勇也が柏戦で先制ゴール、今季10ゴール目一番乗り【写真:徳原隆元】

2013年以来10シーズンぶりの二桁得点をマーク

 J1リーグは5月20日に第14節を各地で行い、首位のヴィッセル神戸はアウェーで16位の柏レイソルと対戦した。前半24分にはエースのFW大迫勇也が3試合ぶりとなるゴールを決めて、早くも今シーズンのリーグ通算得点数を「10」としている。

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 17日にネルシーニョ監督を解任し、井原正巳ヘッドコーチが新指揮官に昇格した柏は、左サイドのMF小屋松知哉、トップ下のMFマテウス・サヴィオを中心に神戸のゴールへと迫ったが、なかなか得点が挙げられない。

 ここまでリーグ最少の8得点と苦しんでいる柏に対し、神戸は個の力でゴールを奪い取る。前半24分、左サイドからMF汰木康也がクロスを上げると、中央に絞った大迫に対応しようとして大外でFW武藤嘉紀がフリーになる。ボールが武藤のもとに流れると、武藤は冷静にボールをコントロール。DFが対応に来たことで、大迫がフリーになると迷わず10番へパスを出した。大迫は冷静に右足でボールをコントロールして、左足でゴールに流し込み、チームに先制点をもたらした。

 武藤の完璧なお膳立てでゴールを挙げた大迫だが、Jリーグでシーズン2桁得点を挙げたのは、鹿島アントラーズ時代の2013年以来10シーズンぶり。柏のチーム総ゴール数を上回る勢いで得点を量産して、首位に立つチームをけん引している。

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