「彼は傲慢で、すぐに自惚れる」 イブラに首元を絞められたデンマーク代表DFが蛮行を非難
“被害者”となったケアーがスウェーデンのテレビ局に語る
マンチェスター・ユナイテッドのFWズラタン・イブラヒモビッチは、3日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第4節フェネルバフチェ戦に途中出場したが、いらいらを募らせて相手マーカーの首元を締める蛮行に出た。被害者となったデンマーク代表DFシモン・ケアーはスウェーデンのテレビ局「Channel 9」で、「彼は傲慢だ」とカリスマFWの性格を非難している。
前半38分のことだった。負傷したMFポール・ポグバに代わって投入されたイブラヒモビッチは自陣でボールキープしていたものの、ケアーから執拗なチェックを受けた。ボールがタッチラインを割りそうなタイミングでイブラが軽く身体を入れた行為についてケアーが抗議すると、イブラは迫力満点の表情ですごみ、さらに首元をつかんで至近距離でにらみを利かせた。この小競り合いを目の前で見ていた第4審判とユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、35歳の長身ストライカーを制止することに必死だった。
試合後、ケアーは「実際のところ、彼が何を言っているのか分からなかった。彼が何に不満だったのかすら分からなかった」と問題のシーンについて振り返った。そしてデンマーク代表DFは、イブラの性格について苦言を呈している。
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