マンUで不発のムヒタリアンをモウリーニョが一刀両断 「私はチームの助けになる選手を使う」

ELフェネルバフチェ戦で約2カ月ぶりの公式戦出場も、結果を残せず

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、今季4250万ユーロ(約48億円)の移籍金でドルトムントから獲得したアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンについて、「私はよりチームの助けになる選手を使う」と一刀両断している。

 ムヒタリアンは3日に敵地で行われたUEFAヨーロッパリーグのフェネルバフチェ戦で、後半16分にFWマーカス・ラッシュフォードと交代し、久しぶりに公式戦のピッチに立った。9月10日のマンチェスター・シティとのダービーマッチ(1-2)でプレミアリーグ先発デビューを果たしたムヒタリアンだが、低調なパフォーマンスにより前半終了時に交代させられていた。失意のダービー以来、約2カ月ぶりの公式戦となったムヒタリアンだが、この日も劣勢を挽回する働きはできずチームも1-2で敗戦。モウリーニョ監督は、そんなドルトムントからやって来たアタッカーに厳しかった。

「簡単なことだ。彼はもっとやらなければいけない。このクラブには大きな期待がかかっている。そして、あのポジションにはたくさんの選手がいる。彼はマタ、リンガード、マルシアルよりも良いプレーをしなければいけない。彼は彼らより上でなければいけない。簡単だ」

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」で、モウリーニョ監督は1-2の敗戦後にこう語った。この日先発しながら、打撲により離脱したMFポール・ポグバはリーグ戦1得点0アシスト。FWズラタン・イブラヒモビッチも9月30日のELゾリャ・ルハーンシク戦(1-0)からノーゴール。期待通りの活躍をしているとは言えないが、同じ新加入ながら思うように出場機会をつかめないムヒタリアンには厳格な立場を貫いた。

 

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