セルティックの“国内1強状態”に韓国言及 「森保監督らの発言を思い出さざるを得ない」

セルティックの国内1強状態に韓国言及【写真:ロイター】
セルティックの国内1強状態に韓国言及【写真:ロイター】

森保監督やチェ・ガンヒ監督がスコットランドリーグについて発した言葉に注目

 スコットランド1部セルティックは、2位の宿敵レンジャーズに勝ち点12ポイント差をつけてスコティッシュ・プレミアシップ首位に立つ。セルティックの力が群を抜いている結果を受け、韓国メディアは日本代表を率いる森保一監督のコメントに改めて注目している。

 セルティックは現地時間4月16日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第32節キルマーノック戦で4-1と勝利。今季の総得点を「102」に伸ばし、リーグでは2016-17シーズン以来となる大台突破となった。

 今季、セルティックは1試合平均3.19得点を記録。32試合で30勝1分1敗と圧倒的な成績を残しており、相手チームを圧倒してきた。セルティックには今年1月から韓国代表FWオ・ヒョンギュが加入したこともあり、韓国メディア「xportsnews」がスコットランドリーグについて言及している。

「日本代表の森保一監督は、スコティッシュ・プレミアシップの得点王レーストップを走るセルティックの古橋亨梧を招集しなかった際、リーグのレベルをその理由に挙げて注目を集めた。チェ・ガンヒ監督が韓国代表の指揮官を務めていた2012年、『セルティックを除けばナショナルリーグ(現韓国3部リーグ)ではないか』という発言もあった。リーグ首位が1試合平均3ゴール以上を決め、他チームを圧倒する今のスコティッシュ・プレミアシップの現実を見ると、森保監督とチェ・ガンヒ監督の発言を思い出さざるを得ない」

 森保監督は3月シリーズのメンバー発表で古橋とMF旗手怜央の選外について、「絶対的な判断基準があるというわけではなく、総合的にというところがあるのは理解してほしい」「リーグのレベルや置かれている状況もそれぞれに違うこと、いろいろなことを考えての招集」と説明し、注目を浴びた。

 もっとも、4月に欧州視察へ向かう際には古橋に関して「常に代表候補の選手。選べるかどうかは枠が決まっているので分からないが、常に日本代表の戦力として、結果を出しているところは見ている。いつでも日本代表の戦力としてプレーできるだけの価値がある選手だと見ている」と実力を評価しており、スコティッシュ・プレミアシップで23ゴールを挙げる活躍は森保監督も把握しているのは間違いない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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