なぜアーセナルは右SB補強へ? 理由を英メディア指摘「ホワイトと冨安は攻撃で脅威を与えられない」

アーセナルがリドル・バクに接触か【写真:Getty Images】
アーセナルがリドル・バクに接触か【写真:Getty Images】

ヴォルフスブルクDFバクに接触を試みる

 イングランド1部アーセナルは、シーズン終了後に右サイドバック(SB)の補強として、ドイツ1部ヴォルフスブルクでプレーする25歳のドイツ代表DFリドル・バクに接触を図っているとされる。英メディアでは、「ベン・ホワイトと冨安は、攻撃で脅威を与えることはできない」と新戦力獲得に動く狙いを語っている。

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 19年ぶりのリーグタイトル獲得を目指すアーセナルだが、終盤戦を迎えてチームは負傷者続出に悩まされている。特に最終ラインでは本職の右SBに加えて、左SBでもハイパフォーマンスを見せていた冨安が膝の手術を受けて今季絶望。さらにセンターバック(CB)で不動のレギュラーとなっていたフランス代表DFウィリアム・サリバが背中の負傷で戦線を離脱している。

 ドイツ紙「ビルト」などによれば、ヴォルフスブルクでプレーし、右サイドなら前線でも対応可能なバクをアーセナルは補強ターゲットにしているという。

 英メディア「TEAMtalk」のスティーブ・ピアソン記者も、「アルテタのチーム(アーセナル)には、右SBという選択肢に欠けるポジションが残っている」と補強ポイントに挙げている。

「アルテタは、信頼できるベン・ホワイトと冨安健洋を起用できる。ただし、両者とも本則はCBであり、(リバプールのイングランド代表DF)トレント・アレクサンダー=アーノルドや(チェルシーのイングランド代表DF)リース・ジェームズのような攻撃で脅威を与えることはできない。それゆえ、アーセナルは攻撃的な右SBを獲得する可能性がある。注目を集めているのが、ヴォルフスブルクのリドル・バクだ」

 ミケル・アルテタ監督は、右SBにどのようなタイプの選手を置くことを理想とするのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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