リバプール、フランクフルトから今夏“ダブル取り”? 鎌田&同僚DFの獲得を模索か
リバプールが鎌田とその同僚DFエンディカの獲得を目指すか
ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は、今夏の移籍市場で注目銘柄の1人だ。そんななか、イングランド1部リバプールが鎌田とその同僚DFを“ダブル取り”する可能性を模索しているという。英メディア「TEAMtalk」が報じている。
今シーズン限りでフランクフルトと契約満了を迎える鎌田。欧州の多くのクラブから興味を持たれているとされるが、リバプールはその鎌田と、同時期にフランクフルトを契約満了となるフランス人DFエヴァン・エンディカに熱視線を送っているようだ。
記事では、今シーズン成績が芳しくないチーム状況を変えるためにも、夏にチームの大幅な立て直しが必要と指摘しており、これまで主力を務めてきたブラジル代表FWロベルト・フィルミーノや元イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンなどの退団も含め、新たな戦力を欲しているとされる。
そうしたなか、浮上したのが鎌田とエンディカだ。「TEAMtalk」では「クロップはフランクフルトのデュオをフリーで獲得しようと考えている」と2人を紹介。鎌田については「2017年夏にサガン鳥栖から移籍して以来、169試合に出場して63ゴール(37ゴール・26アシスト)という素晴らしいゴール貢献度を誇っている」と欧州で結果を残してきたことに触れ、「移籍への予感が強まっている」と放出自体は確定路線であることを伝えている。
一方、エンディカは「この23歳はブンデスリーガで最高のセンターバックの1人として地位を確立している」と才能を称賛。記事ではエンディカがリバプールと契約を結べば「ジョエル・マティプが入れ替わりで、代役としてフランクフルトに移籍する可能性がある」と推測している。
また鎌田のリバプール加入が実現すれば、「間違いなくオックスレイド・チェンバレンの終わりを告げるものだろう」とチェンバレンの放出は避けられないと考えているようだ。今後よりヒートアップが予想される鎌田の去就は、どこで決着がつくことになるのだろうか。