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日本戦の「地獄のような痛み」再び スペイン代表を現地紙酷評「言い訳できない」「監督も後悔してるはず」
EURO予選のスコットランド戦、スペインが1984年11月以来約39年ぶりの敗戦
スペイン代表は現地時間3月28日に行われた欧州選手権(EURO)予選でスコットランド代表に39年ぶりの黒星を喫した。スペイン紙「AS」は、カタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表に敗れた際の「地獄のような痛み」を引き合いに出し、母国代表チームを酷評している。
カタールW杯のグループリーグ第3戦で日本に1-2と逆転負けを喫したスペイン。ベスト16でモロッコ代表にペナルティーキック(PK)戦の末に0-3で敗れて大会をあとにしていた。
スペインはルイス・デ・ラ・フエンテ新監督の下で新たな船出を切ると、今月25日の欧州選手権予選の初戦ではノルウェー代表に3-0と快勝。しかし、スタメン8人を入れ替えたスコットランド戦で、航海は早くも座礁する。前半7分と後半6分にMFスコット・マクトミネイ(マンチェスター・ユナイテッド)にゴールを奪われ、0-2で敗戦。スペインがスコットランドに敗れたのは1984年11月以来、約39年ぶりになるという。
スペイン紙「AS」は「言い訳のできない災難。日本戦とモロッコ戦の2つの大失敗のあと、ルイス・エンリケのプロジェクトが挫折したところだったのだ。あれは地獄のような痛みだった。それをすぐに忘れるのは難しい」とカタールW杯の心痛を回想しつつ、スコットランド戦では「相手を過小評価していた」と断罪した。
不甲斐ない負けを喫したスペインについて「先発の入れ替えは失敗で、監督は後悔しているに違いない」と指摘。「敗れたスペインはプライドもなく、サイドで混乱し、中盤での支配力もなく、威圧する力もない」と続け、母国チームを批判している。
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