遠藤航、第2次森保ジャパン初陣でキャプテン指名も淡々 「やることは変わらない」
カタールW杯後、初の代表戦となるウルグアイ戦に向け意気込み語る
第2次森保ジャパンの初戦となるウルグアイ代表戦が、3月24日に国立競技場で行われる。前日会見で森保一監督は、この試合のゲームキャプテンにMF遠藤航(シュツットガルト)を指名した。
DF吉田麻也(シャルケ)やDF長友佑都(FC東京)、DF酒井宏樹(浦和)といったベテランが抜けて、フィールドプレーヤーで最年長となった遠藤は「年を取ったな」と感想を口にし、「若い選手も入ってきて新たな競争が始まるなかで、1つ1つの活動が大事になる。チームとしては次の3年半でどう成長できるかにトライすること。選手の競争とチームの底上げはやっていかないといけない」と、初戦を前にチームの課題を述べた。
ロシア・ワールドカップ(W杯)後の初戦となった2018年のコスタリカ戦(3-0)でもピッチに立っていた遠藤は、W杯後の初戦という意味合いについては「そこまで気にしない」と話す。「前回のほうが、長谷部(誠)さんが引退してポジションを取りにいくというか、結果を出してやるという感覚だった。今度は逆に追われる立場というか、自分のポジションを奪いに来る選手が代表に入ってくる。僕も成長し続けないといけない。それにプラスして代表チームが上に行くため、成長するためというのも考えられるようになっていると思うので、チームの中心としての自覚は前回と違うと思う」と、5年前との違いについて語った。
キャプテンマークを付けてプレーするのも、前回と異なることだ。それでも、「キャプテンだろうが。そうじゃなかろうが、自分のやることは変わらない。そこは変わらずにやる。自分の良さを出して、チームに貢献できることを考えてやろうかなと思う」と言う。
森保監督は、まだキャプテンを固定しない思惑を語ったが、そのことについても遠藤は「森保さんの判断だと思う。いつも言っているように、キャプテンは自分が『やりたい』と言ってなるものじゃない。選手や監督に信頼された選手がやるべきだと思うので、そこはゆっくり森保さんのなかで決めたければ決めればいいし、決めないなら、そのままでいいと思う」と、試合ごとにキャプテンを決めていく形でも問題ないと語った。