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大敗で赤っ恥のモウリーニョが敵将に八つ当たり 試合中の“ある行動”に辱めを受けて大激怒
試合終盤、コンテ監督が見せた両手を上げるジェスチャーをモウリーニョ監督が非難
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、23日に昨季解任された古巣チェルシーとの敵地戦で0−4と大敗を喫する赤っ恥をかかされた。試合では敗戦の空気が漂うなか、ユナイテッドサポーターが反撃ムードを高めようと大合唱するも、それに対抗すべしとチェルシーのアントニオ・コンテ監督が本拠地のファンを盛り上げたが、モウリーニョがその行動を非難するなど八つ当たりに出ている。
3年連続で大型補強を図ったユナイテッドが滅多打ちに遭った。試合開始30秒、最終ラインの背後を抜け出したスペイン代表FWペドロがGKデ・ヘアをかわし、チェルシーがあっさりと先制。かつての庭で苦り切った表情を浮かべるモウリーニョ監督だが、悲劇は終わらない。前半21分にはDFケーヒルが豪快に右足を振り抜き、チェルシーに追加点が生まれた。
後半17分には、FWアザールが棒立ちになるユナイテッドDF陣をあざ笑うようにワンツーから右足で華麗にゴール。後半25分にはカンテがドリブル突破からダメ押し弾を決めて4-0と勝負は決した。
コンテ監督はスタンドの観客に向けて喜びを爆発させた一方、モウリーニョ監督は完全に表情が凍りついて明暗がくっきりと分かれたなか、その事件は起きた。ユナイテッドのサポーターがチームを鼓舞する大合唱を続ける試合終了間際、コンテ監督はチェルシーサポーターに向かってタッチライン側で対抗するように両手を上げるジェスチャーで盛り上げた。