大敗で赤っ恥のモウリーニョが敵将に八つ当たり 試合中の“ある行動”に辱めを受けて大激怒

ピッチから去るトンネル内で口論に発展

 イタリアの闘将が見せたこのジェスチャーによって、ポルトガル人は誇りを傷つけられてしまったようだ。試合後に握手したまま、コンテ監督の耳元で激怒の抗議に出ていた。

 地元紙「ガーディアン」によると、モウリーニョ監督はイタリア語で「1-0なら分かる。4-0ですべきことではない」とクレーム。読唇術を駆使するメディア対策に口元を手で隠そうとしたがバレてしまったようだ。モウリーニョ監督は辱めを受けたと感じていたようで、ピッチから去るトンネル内で口論に発展するなど、惨敗の八つ当たりに転じたという。

 試合後、モウリーニョ監督は「私はコンテと話したんだ。君とではない。ここで君たちと共有するわけがないだろう。私とアントニオの間に起きたことは我々のことだ。もしくは彼が話したければ、彼の問題だ。私はノーコメントだ」と報道陣に対して語った。

 一方、完勝のコンテ監督は「個人的な会話はプライベートにしておくべきだ」と話しながら、対決の発端をあっさりと説明し始めた。

「今日は4−0でマンチェスター・ユナイテッドのサポーターの声しか聞こえなかった。あの時にファンに呼びかける権利はあったと思うね。だから、あんなパフォーマンスを見せてくれた選手に大きな拍手をするように呼びかけたんだ。選手はそれに値する」と余裕のコメント。6月の欧州選手権でイタリア代表を率いたコンテ氏はゴールの瞬間、ベンチの屋根に登る衝撃のセレブレーションを見せたこともあった。

 

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