4年間で離脱500日も… アザールが2024年までのレアルとの現行契約全うを希望か

レアルでプレーするエデン・アザール【写真:Getty Images】
レアルでプレーするエデン・アザール【写真:Getty Images】

2019年に移籍金144億円でチェルシーから加入も…

 スペイン1部レアル・マドリードに所属する元ベルギー代表MFエデン・アザールは、2019年にイングランド1部チェルシーから移籍金1億ユーロ(144億円)で加入したが、負傷も多くて十分な活躍ができていない。2024年6月末に迎える契約満了を前に、退団する可能性も報じられているが、英メディア「The Athletic」は、アザールが最後まで契約を全うする希望を持っていると伝えた。

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 アザールとレアルは今年2月に彼の状況についての話し合いの場を持った。そこでアザールは、クラブとの契約を全うできる権利があることを確認した。一方、レアルとしては2021年から投資の回収を考えており、アザールを放出して移籍金を得たい考えにあるという。

 アザールが他クラブへ移籍した場合、年俸30億円以上と報じられている現在の給料を支払えるクラブはあまりない。さらにマドリードに留まりたいのは給料面だけではなく、彼の家族の問題もあるという。特に次男レオくんは、先月からレアルの下部組織に入団している。

 カタール・ワールドカップ(W杯)で、ベルギー代表を引退したアタッカーは、記事によると「現在、他クラブと交渉を行っていない。また正式なオファーも届いていない。チェルシーでの7年で離脱していた期間が198日だったアザールだが、レアルでの4年間では500日も欠場している」という。

 今季はカルロ・アンチェロッティ監督に起用されていないことも多く、アザールは不満も持っている。ただし、現時点でアザールがマドリードを離れる可能性があるとすれば、アメリカからオファーが届いた場合のみだという。

 元ウェールズ代表FWガレス・ベイル氏や元スペイン代表MFイスコも、レアルと契約を満了してからクラブを離れたが、アザールも同じような退団となることが見込まれているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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