鎌田の去就はどうなる? ドルトムント先行も…リバプールの“横取り可能性”を専門メディア指摘「南野の足跡を辿るように…」
ドルトムントと5年契約を結ぶ可能性が高まる、本人も前向きか
ドイツ1部フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地には、同1部ボルシア・ドルトムントが獲得に迫っているとされている。一方、イングランド1部リバプールも興味を示しているとも伝えられ、ドルトムントを退けて契約に漕ぎ着けられるかが焦点となってきそうだ。
今シーズン限りでフランクフルトと契約満了となる鎌田へは、これまで複数のクラブが獲得へ興味を示してきた。そうしたなか、ドイツ1部ドルトムントと5年契約を結ぶ可能性が高まってきており、鎌田も前向きな姿勢を見せているという。
リバプール専門メディア「liverpool.com」では、そんな鎌田を逆転で獲得するためには「ボルシア・ドルトムントを破っての自由移籍が条件」と見解を述べている。
現在ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールは転換期を迎えているとされ、これまでチームの主軸の1人となってきたブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの去就にも注目が集まっていた。
記事では「クロップのビジョンに欠かせない存在であったが、リバプールでは1つの時代が終わりを告げようとしている。彼はまだ契約延長にサインしていない」とフィルミーノの未来が定かでないことを挙げ「代わりに彼の後釜を探すのが正しいことかもしれない」と鎌田の存在を挙げた。
日本人について「鎌田は中盤でもプレーすることができ、この夏、補強が必要なエリアでクロップ監督にさらなる力を与えるだろう」と考察。「さらに嬉しいのはフィルミーノと同様、鎌田もフランクフルトとの契約が今シーズン限りで終了し、未だクラブとの契約延長にサインしていないことだ」と指摘している。
「非常にお買い得な選手」と鎌田を評価したなか、ドイツ放送局「SPORT1」のパトリック・ベルガー氏が語ったところによると「鎌田はドルトムントに移籍することを熱望」しているようだ。
このような状況からリバプールが鎌田を獲得するのは「難しいかもしれない」としつつも、「レッズの魅力は強力な影響力を持っていることだ。クロップ監督と一緒に仕事をすることで、日本代表選手が考えを改め、代わりに同胞の南野拓実の足跡を辿るように説得することができるかもしれない」とその可能性を捨てきれないとしていた。
タイムリミットが刻々と迫るなか、鎌田の行き先はどこになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)