アタランタFWホイルンドにアーセナル&レアルが興味

　ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは今季、ドイツ1部ボルシア・ドルトムントからイングランド1部マンチェスター・シティに移籍し、プレミアリーグで大暴れしている。英紙「ザ・サン」は「ネクスト・ハーランド」と見出しを打ち、イタリア1部アタランタに所属する20歳のストライカーを“怪物”と比較しながら紹介している。

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「ネクスト・ハーランド」と称されたのは、アタランタでプレーするFWラスムス・ホイルンドだ。デンマーク出身のホイルンドは、2017年にコペンハーゲンのユースチームに加入すると、20年にトップチームに昇格。22年にはオーストリアのシュトルム・グラーツに移籍して3試合連続ゴールなどで存在感を示すと、同年8月にアタランタへ完全移籍した。

　デンマーク代表としてすでに2キャップを刻んでおり、今季はアタランタで公式戦30試合に出場して13ゴール5アシストを記録。初のセリエA挑戦ながらすでにチームの攻撃を牽引する存在となっている。「ザ・サン」紙では、元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ氏とアタランタを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督のコメントを紹介している。

　カッサーノ氏は「彼が誰に似ているかと言えば、ハーランドがすぐに思い浮かぶだろう」と見解。ガスペリーニ監督も「特に加速が似ている」とスピード面での類似点を挙げ、「私は、彼が素晴らしいキャリアを歩むと確信している」と今後の活躍に太鼓判を押している。

　同紙では、「恐るべき強さと電撃的なスピードでディフェンダーたちを震え上がらせている」とホイルンドを称賛。さらに、アーセナルとレアル・マドリードのターゲットとビッグクラブからの関心についても触れ、今後のキャリアにも目を向けた。

　ハーランドも同じくオーストリアのザルツブルクからドルトムントに移籍をし、世界に名を轟かせた。ホイルンドもアタランタで活躍を見せ、さらなるステップアップ移籍を果たせるだろうか。