鎌田のプレーは「興味深い」 CLナポリ戦で存在感、海外高評価「面白いチャンスを創出」
CLナポリ戦でフル出場も、チームは0-2で完敗
日本代表MF鎌田大地が所属するドイツ1部ブンデスリーガのフランクフルトは、現地時間21日にUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の第1戦でイタリア1部ナポリと対戦。セリエAで首位を独走の強豪を相手に0-2の敗戦になった。それでも、イタリアメディアから鎌田のプレーは「興味深い」と評されている。
フランクフルトは前半36分にPKを与えるも、GKケビン・トラップがセーブ。しかし直後に先制ゴールを許すと後半13分にはフランス代表FWランダル・コロムアニが退場処分となり、10人での戦いを強いられることに。さらに1点を追加されて、ホームでの初戦で痛い敗戦となった。鎌田はフル出場し、元日本代表MF長谷部誠はベンチ入りも出場機会なく試合を終えている。
イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は鎌田をPKストップのトラップに次ぐ2番手となる「6点」と採点し、「今日はジブリル・ソウよりもインコントリスタ(相手にぶつかって戦う選手)だった。相手に戦いを挑み、いくつかのボールを奪い取った」と寸評を記載。デュエルの部分で中盤での存在感を示したことが高評価になった。
また、イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」も鎌田を「6点」と採点し「興味深い選手。ボールを奪い取って、素早く縦に展開することを試みた。その足はいくつかの面白いチャンスを創出したが、シュートはDFの足に弾かれた。唯一、枠内シュートを放った」と、プレー内容が評価された。
今季限りで契約が満了する鎌田は多くのクラブから興味を持たれているとされるが、欧州の舞台でのプレーにはイタリアメディアの目も引いたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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