鎌田大地、CLナポリ戦で高評価 チーム敗戦も独メディア称賛「去ることは損失」
CLナポリ戦でフル出場、2失点敗戦もプレー内容を現地評価
日本代表MF鎌田大地が所属するドイツ1部ブンデスリーガのフランクフルトは、現地時間2月21日にUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の第1戦でイタリア1部ナポリと対戦。セリエAで首位を独走する強豪を相手に0-2の敗戦になったが、地元紙「フランクフルター・ルントシャウ」は鎌田のプレーを高く評価している。
フランクフルトは前半36分にPKを与えるも、GKケビン・トラップがセーブ。しかし直後に先制ゴールを許すと後半13分にはフランス代表FWランダル・コロムアニが退場処分となり、10人での戦いを強いられることに。さらに1点を追加されて、ホームでの初戦で痛い敗戦となった。鎌田はフル出場し、元日本代表MF長谷部誠はベンチ入りも出場機会なく試合を終えている。
レポートではPKストップのトラップを称賛したうえで、次点として評価の高い選手の1人に鎌田を指名。今季限りで契約満了を迎えて去就が注目されることも踏まえ「欧州カップ戦の顔が再び姿を見せた。試合を楽しみ、多くのプレーに関わった。チームのエンジンを回そうとした。なぜ彼が去ることはチームにとって損失なのか、その理由をまた示しただろう」と高い評価を与えた。
昨季はUEFAヨーロッパリーグ(EL)の優勝に大きく貢献しているだけに、地元紙でも鎌田は「欧州カップ戦の顔」と称され、国際試合でのハイパフォーマンスを印象付けている。第2戦は2点ビハインドを跳ね返さなくてはならない苦しい状況だが、フランクフルトを鎌田が逆転突破に導くことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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