GK田淵広史、FP中村充、FP堤優太に加え、海外組の4選手が招集

　昨年のAFCフットサルアジアカップ（アジア杯）クウェート2022で優勝し、3大会ぶり4度目のアジア王者になったフットサル日本代表が、2024年のフットサル・ワールドカップ（W杯）に向けて再スタートを切る。

　日本サッカー協会（JFA）は2月21日、フットサル日本代表が2月27日から3月8日までのスケジュールでタイ遠征を行うことを発表した。JFAからは発表されていないが、現地ではアジアとアフリカの6か国が出場する国際親善大会（NSDAフットサル選手権）に出場する。

　日本は開催国のタイ、モザンビークと同じグループAに入っている。グループBには、アジア杯で準優勝のイラン、アフリカの強豪エジプト、そしてアジア杯で日本に勝利したサウジアラビアが入っている。なお、グループステージは総当たりとなり、その後に決勝ラウンドが行われる。

　今回の遠征メンバーは、ほとんどがアジア杯の優勝メンバーとなっているが、GKには現在、行われているFリーグ2022-23シーズンのディビジョン1プレーオフ決勝で活躍を見せている名古屋オーシャンズのGK田淵広史に加え、立川アスレティックFCのFP中村充、元サッカー日本代表FP松井大輔とチームメイトのY.S.C.C.横浜FP堤優太、海外組のFP逸見勝利ラファエル、FP毛利元亮、FP山田凱斗、FP原田快が招集されている。

　フットサル日本代表は、このタイ遠征後の4月にも海外遠征を予定しており、来年開催されるフットサルW杯予選を兼ねたAFCフットサルアジア杯（開催地未定）と、フットサルW杯に向けた強化を続けていく。

　召集メンバーとスタッフは以下のとおり。

■監督
木暮賢一郎

■コーチ
高橋健介

■GKコーチ
内山慶太郎

■フィジカルコーチ
馬場源徳

■テクニカルスタッフ
窪堀宏一

■選手
【GK】
GK　2　黒本ギレルメ（立川アスレティックFC）
GK　1　田淵広史（名古屋オーシャンズ）
【FP】
FIXO　6　オリベイラ・アルトゥール（名古屋オーシャンズ）
ALA　10　逸見勝利ラファエル（レアルベティス／スペイン）
PIVO　9　平田ネトアントニオマサノリ（名古屋オーシャンズ）
ALA　3　水谷颯真（名古屋オーシャンズ）
PIVO　11　清水和也（フウガドールすみだ）
FIXO　4　石田健太郎（バルドラール浦安）
ALA　14　中村　充（立川アスレティックFC）
ALA　8　堤　優太（Y.S.C.C.横浜）
FIXO　5　山田凱斗（インテルモビスターFS／スペイン）
PIVO　13　毛利元亮（レアルベティス／スペイン）
ALA　7　金澤　空（立川アスレティックFC）
ALA　12　原田　快（FCバルセロナB／スペイン）