「地に足をつけろ!」 アトレチコの闘将がCL3連勝も決定機を外したチームを一喝

ロストフに1-0勝利で今季いまだ無敗も、シメオネ監督に慢心なし

 アトレチコ・マドリードは、現地時間19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節の敵地ロストフ戦に1-0で勝利して、同グループ3連勝を飾った。決勝トーナメント進出が大きく近づく1勝となったが、闘将ディエゴ・シメオネ監督は試合後「地に足をつけろ!」と選手たちに喝を入れたと、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 リーガ第8節グラナダ戦で7得点の大勝を収めたアトレチコは、アウェーの地に乗り込んでも好調ぶりを見せた。序盤からシュートチャンスを作って相手を圧倒し、後半17分にベルギー代表FWヤニック・カラスコの決勝弾が決まり勝ち点3を確保。CLグループステージで3連勝、リーガでもここまで5勝3分の無敗で首位に立つなど、今季もアトレチコのハードワークは欧州を席巻しつつある。

 しかし、その立役者である闘将にとっては、まだまだ満足できるパフォーマンスではないようだ。

 「タフな試合になったな。相手の守備が堅くて崩すのが厳しかった」とロストフの健闘を称えつつも、元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス、MFアンヘル・コレアらがチャンスを外し続けたことを指揮官は嘆いた。

 

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