元代表FW永里優季、なでしこジャパン低迷にSNSで持論 「正直なところ全く別の組織」

なでしこジャパンがシービリーブスカップでブラジルに敗戦【写真:Getty Images】
なでしこジャパンがシービリーブスカップでブラジルに敗戦【写真:Getty Images】

女子代表チームの現状へSNSで思い綴る

 なでしこジャパン(日本女子代表)は現地時間2月16日、アメリカで行われたシービリーブスカップでブラジル女子代表と対戦し、0-1で敗れた。2011年のFIFA女子ワールドカップ(W杯)の優勝メンバーであるFW永里優季(シカゴ・レッドスターズ)は、近年の低迷ぶりにSNS上で持論を展開している。

 今年7月に開幕する女子W杯(オーストラリア&ニュージーランド大会)に向けた強化試合となる同カップの初戦で、FIFAランク11位の日本は同9位のブラジルと対戦。DF熊谷紗希(バイエルン・ミュンヘン)、MF長谷川唯(マンチェスター・シティ)らが先発もゴールを奪えず、後半に先制点を許し0-1で敗れている。

 そんななか、元なでしこジャパンの永里が自身のツイッターを更新。近年のなでしこジャパン人気や実力の落ち込みに関するツイートを連投し「正直なところ、2015年まで達成したことを、連盟が『キャンセル』しようとしているような気がしてならない。それ以降は全く別の組織になってしまっています。本当に悲しいし、残念です。今まで黙っていたけれど、もっと声を上げないといけないと思うようになりました」と、持論を展開している。

 また「それは、私たちの文化、精神、伝統が、世代から世代へと受け継がれなくなったということです。私たちの世代は、前の世代からこれらのことを本当に大切にしてきました。しかし、私たちから今の世代にうまく伝わらなかった。なぜなら、そのような機会がなかったからです」とも綴り、代表チームの現状へ見解を綴った。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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