鎌田大地の獲得へ「クロップは全力を挙げる」 リバプール補強動向へ現地見解「適応の可能性は高い」
欧州複数クラブが注目の鎌田、リバプール専門メディアが補強候補として注目
ドイツ1部フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地の去就を巡りさまざまな情報が行き交うなか、イングランド1部リバプールの専門メディアが同クラブの補強候補として注目。ポテンシャルを評価したうえで、「ユルゲン・クロップは移籍に全力を挙げるはずだ」と、見解を綴っている。
鎌田は2023年6月末でフランクフルトとの契約が満了。来季の去就動向が昨年から注目を集め、これまでイングランド1部トッテナムやドイツ1部ボルシア・ドルトムント、イタリア1部ASローマ、さらにはスペイン1部の名門FCバルセロナからの関心が浮上するなど、ドイツで実績を積んだ日本人アタッカーは注目銘柄となっている。
そんななか、今季プレミアリーグでの不振により、来季への補強が急務となっているリバプールの補強ターゲットになる可能性をクラブ専門メディア「Liverpool.com」が指摘。記事では夏の移籍市場でフリートランスファーとなる鎌田の特長に触れられ、「10番、サイド、または深い位置の8番としてプレーできる鎌田は、非常に意味のある選手だろう」と指摘された。
ドイツでの実績も申し分なく、フランクフルトにおける攻撃のキーマンとして今季は公式戦28試合に出場し、13得点5アシストをマーク。昨季はUEFAヨーロッパリーグ(EL)での優勝にも貢献した。
そうした側面から「すでにドイツで実力を発揮しており、イングランドで適応できる可能性は高い。レッズの移籍レーダーに確実に引っかかるはずの選手」だと伝えられ、「ユルゲン・クロップ(監督)は移籍に全力を挙げるはずだ」との見解も綴っている。
なお、リバプールの補強を巡っては先日、オーストリア1部LASKリンツFW中村敬斗への関心が伝えられたばかり。欧州での評価を高めた鎌田はより即戦力としての期待が懸かるなかでの報道と見られるが、イングランドきっての名門クラブ入りは果たして、実現するだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)