香川とゲッツェの競演は「冒険的すぎる」 ドルトムント“黄金コンビ”復活に米メディア警鐘

かつては抜群の相性を誇った2人だが…

 ただし、ある懸念についても指摘されている。それはゲッツェとの共存問題だという。守備的な能力が高いローデを外して、香川とゲッツェが中盤に並ぶ形は攻撃面では魅力だが、守備面では不安を残す。強豪揃いのCLではアウェーゲームで勝ち点1を狙いにいくような慎重な試合運びも求められる。

 同記事では「ゲッツェが(ローデと比べて)より重要だが、アウェーゲームでスターティングイレブンに彼と香川が一緒に入るのは冒険的すぎるかもしれない」と、競演に難色を示している。

 ユルゲン・クロップ監督時代にはトップ下の香川と右サイドのゲッツェで絶妙なコンビネーションを披露してスタジアムを何度も沸かせた。抜群の相性の良さを誇った“黄金コンビ”だが、今では2人の同時起用はリスクを伴う戦術と捉えられてしまっているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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