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「日本から学ぶ必要はない」発言で矢面の元中国代表MF、「学ぶべき」と語っていた精神は?
リュー・リャン氏がSNSに投稿した日本に言及した動画が反響拡大
低迷続く中国のサッカー界とファンは、昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)の結果に加え、MF三笘薫(ブライトン)らの活躍に触発され、以前よりも一層の日本をうらやみ、学ぶべきという論調が強まっている。
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そのなかで、元中国代表MF徐亮(シュー・リャン)氏は、1月25日に自身のSNS動画で「日本から学ぶ必要はない」という旨の発言を行った。シュー・リャン氏は現役時代に中国代表として活躍し、2002年にU-22日本代表戦で決勝ゴールを決めるなど、日本との対戦経験も豊富だ。2018年の現役引退後も各種サッカー関連の動画を配信し、中国版ツイッター「微博(Weibo)」のフォロワーは226万人を誇る。
ただ、シュー・リャン氏の発言は決して日本サッカーを否定するつもりではないようで、「各国状況が異なりそれぞれにあったやり方がある。日本は日本の、中国は中国に合ったやり方がある」と主張している。
さらに、動画内では「少なくとも物事に対する取り組みの細かさなど、こうした精神は日本を学ぶべきだ」と日本を評価する発言をしている。
シュー・リャン氏の発言は、中国国内でも賛否両論だ。最後まで聞くともっともな意見に聞こえるが、一方で批判する声もある。Weibo上では、「シュー・リャンの発言は間違っていない」としながらも、「しかし、中国サッカーの長い低迷により、関係者は何を言っても批判される風潮がある」と分析する声もある。
ちなみに、シュー・リャン氏はプライベートでも2度の離婚歴があり、先日便秘薬を誤飲して緊急搬送されるなどピッチ外の話題も多い人物。批判の声は、こうした彼のキャラクターによるところも大きいかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)