ペップが現役時代にバルサで共闘した“世界最高のリベロ”に敬意 「彼を見て多くを学んだ」 

エバートンを率いるクーマン監督と再会へ

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、エバートンのロナルド・クーマン監督と現役時代にバルセロナで共闘した際に、“執事”のように振る舞っていた過去を告白した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 本拠地エティハド・スタジアムにエバートンを迎えるペップ監督は、1990年代にバルセロナでともに戦った偉大な先輩との絆を振り返った。

「ロナルドが水を必要とした時、彼は起き上がって僕から水を受け取ったんだ。私は年下で彼を尊敬していたんだ。彼はただのチームメートではない。多くの時間をともにしたんだ。彼はすごく寛大でね。ピッチ内外でもそうだった。彼を見て多くを学んだんだ」

 現役時代バルセロナで共闘した元オランダ代表DFのクーマン監督への心酔ぶりを指揮官は明かした。FKのスペシャリストとしてバルセロナのリーグ4連覇に貢献し、UEFAチャンピオンズリーグを制覇するなど、現役時代、世界最高のリベロと呼ばれたクーマン氏と若き日のペップは同部屋だった。先輩の求める水を甲斐甲斐しく運ぶなど、“執事”のような状態だったという。

「彼は単に守備をするだけではないクオリティーを備えた最初のセンターバックの1人だ。ヨハン・クライフはロナルドのようなセンターバックを必要としていたので、彼を獲得し、我々に指導したんだと思う。彼は重要な試合を、一度も休まなかった数少ない選手の一人だ」

 

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