ペップが現役時代にバルサで共闘した“世界最高のリベロ”に敬意 「彼を見て多くを学んだ」 

「人生で出会った最高のCBの一人」

 今年他界した故クライフ氏の薫陶を受けた指揮官にとっては、クーマン氏こそが現役時代の手本だったようだ。

「彼は常にビッグゲームでも活躍した。チャンピオンズリーグのアトレチコ・マドリード戦で、彼は素晴らしかった。人生で出会った最高のセンターバックの一人だ」

 ペップ監督はこう語った。指導者としては、師弟関係が逆転している。エバートンで現在5位と好調のクーマン氏は、2006-07シーズンにオランダ強豪PSVでのリーグ優勝を最後にタイトルから遠ざかっているのに対し、リーグ首位のシティを率いるペップ監督はバルセロナ、バイエルンでタイトルの山を築いている。

 エティハド・スタジアムで相見えるバルサのレジェンドは、お互いにどのようなタクトを振るうのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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