英メディアが選ぶ「ドルトムントで活躍できなかった10人」 セリエA得点王やW杯優勝経験者も輝けず

21億円の新エース候補に「失敗」の烙印

 6人目は南アフリカ代表MFスティーブン・ピーナール。2006年、当時アーセナルへ移籍したチェコ代表MFトーマス・ロシツキー(スパルタ・プラハ)の穴を埋めるべく、オランダの名門アヤックスから引き抜いたテクニシャン。27試合に出場したが、絶対的な地位を築くまでには至らず、翌シーズンにイングランドのエバートンへ新天地を求めた。

 7人目は2014年夏にFWロベルト・レヴァンドフスキの後釜として迎えられたFWチーロ・インモービレ。セリエA得点王の肩書を引っ提げて加入したストライカーは34試合10得点も、5年の長期契約と高額な移籍金1850万ユーロ(約21億円)に見合うだけの活躍は披露できず。「失敗」の烙印を押され、わずか1年でセビージャに放出された。

 8人目は元ナイジェリア代表FWヴィクター・イクペバ。1994年アメリカ大会、1998年フランス大会と2大会連続W杯に出場した実力者は、ベルギーやフランスで実績を積んだ後、1999年にドルトムントにやって来た。しかし、公式戦37試合で4得点と散々な結果に終わり、2002年にはスペインのベティスに移籍した。

 

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