アーセナルDFが判定へ不満? 元英代表らも疑問…SNS投稿で示唆にはファン賛否「恥だ」「気持ちは分かるけど」

アーセナルDFガブリエウ【写真:Getty Images】
アーセナルDFガブリエウ【写真:Getty Images】

ガブリエウが相手との接触シーンをツイッターにアップ

 イングランド1部アーセナルは現地時間1月3日、プレミアリーグ第19節ニューカッスル戦に挑み、0-0のスコアレスドローに終わった。この試合では、終盤に相手ペナルティーエリア内でニューカッスル側にハンド疑惑があり、アーセナルの猛抗議するシーンもあったが、DFガブリエウは別のシーンでの判定に納得がいっていないようだ。自身のSNSでその場面を切り抜き投稿しており、ファンの間でも賛否が起こっている。

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 日本代表DF冨安健洋も途中出場したこのゲームは、両チームとも堅い守備で点を割らせず0-0のまま試合は終盤へ差し掛かる。後半アディショナルタイムには、ペナルティーエリア内へ侵入したMFグラニト・ジャカが左から縦へ仕掛けクロス。これがニューカッスルMFジェイコブ・マーフィーの腕に当たったとアーセナル側が猛抗議する場面もあったが、判定はノーハンドとなっている。

 最後まで得点が奪えなかった首位アーセナル。すると試合後にガブリエウが自身のツイッターを更新。頭を抱える絵文字を付けて、コーナーキック(CK)のワンシーンを切り抜いて投稿している。

 動画内では、DFダン・バーンと競っているなかでガブリエウが倒れる瞬間がいくつかの角度から捉えられており、ガブリエウはこのプレーが反則ではないのかと主張したいようだ。

 英紙「デイリー・メール」もこのSNS投稿を「レフェリーの判定をソーシャルメディアで批判している」と取り上げ、「ガブリエウがショックを受けたことを示唆」と絵文字付きの投稿を紹介した。

 同氏はさらに、ミケル・アルテタ監督がコメントで「2つのスキャンダラスなペナルティーがあった。これは両方ともPKだ」とガブリエウへの接触と終盤のハンド疑惑について語った内容を報じている。

 さらに識者たちもこの2つの判定には疑問を投げかけているようだ。同紙は英衛星放送「スカイ・スポーツ」のさまざまな識者の声を紹介。アーセナルOBの元イングランド代表FWポール・マーソン氏は「僕にとってはダン・バーンの方がPKだと思う」と発言。さらに元同国代表DFギャリー・ネビルが「アルテタがあれに腹を立てるのは当然だ」と意見すれば、元同国代表DFリオ・ファーディナンドも「どうしてあれが明確で明白でないのか理解できない。明らかなPKだ」とガブリエウへのプレーに持論を展開していた。

 またアーセナル専門メディア「ジャスト・アーセナル」も「ガブリエウがツイッターのペナルティーを示唆する投稿で物議を醸す」とファンの間でも賛否が起こっていることを伝えている。

「恥だ」「気持ちは分かるけど」「めちゃめちゃダサい」「罰金になるんかな?」と批判的な声もあれば、「審判に泣かされた」「ありえない判定だ」「我々はまだそこから何かを得ているはずだ」という擁護や励ましの意見も上がるなど、ファンの声はさまざまだ。

 ただ、この試合の前半14分にはガブリエウのハンド疑惑のシーンもあり、その切り抜き画像を添付して反論するリプも送られるなど、反響は大きくなっている。大事な上位対決だっただけに、判定に関する物議はまだ収まらないようだ。

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