「日本がアジア勢トップ…韓国は?」 海外メディアの最新FIFAランキング予想に韓国注目

英紙「デイリー・メール」で最新のFIFAランキングをひと足早く報道【写真:ロイター】
英紙「デイリー・メール」で最新のFIFAランキングをひと足早く報道【写真:ロイター】

日本は20位、イランは24位、韓国は25位

 カタール・ワールドカップ(W杯)はアルゼンチン代表の通算3回目の優勝で幕を閉じたなか、英メディアが最新のFIFAランキングをフライングで報道。グループEを首位で突破した日本代表は20位、韓国代表は25位となり、韓国メディアは「FIFAランキング予想、日本が20位でアジア勢トップ…韓国は?」と伝えている。

 中東初開催となったカタールW杯は12月18日に決勝戦が行われ、36年ぶり3度目の優勝を目指すアルゼンチンと前回王者フランスが対戦した。アルゼンチンは前半にFWリオネル・メッシのPK、FWアンヘル・ディ・マリアの追加点で2点リードも、王者フランスは後半、FWキリアン・ムバッペが2ゴールを奪取。2-2のまま迎えた延長戦でも互いに1点を取り合い、PK戦へ突入すると、このPK戦を4-2で制したアルゼンチンが頂点に立った。

 大会閉幕を受けて英紙「デイリー・メール」は、12月22日に発表が予定されている最新のFIFAランキングをひと足早く報道。注目のトップには、大会前と変わらずブラジル代表が君臨。今大会の王者アルゼンチンは、順位を1つ上げて2位となっている。同紙によると、PK戦の勝利はランキングのポイントにならないため、アルゼンチンの勝利はブラジルを抜いてトップに立つには十分ではなかったとされている。

 グループリーグのE組でドイツ代表、スペイン代表を破り、首位で決勝トーナメントに進出した日本は、4つ順位を上げて20位に上昇。アジア勢ではトップに君臨している。一方、まさかのグループリーグ敗退となったドイツは11位から14位へ、ラウンド16で敗退となったスペインは7位から10位へ順位を下げている。そのスペインを16強で破り、アフリカ勢初の4位と躍進したモロッコ代表は、22位から11位へ大きく上昇した。

 韓国メディア「マネー・トゥデイ」は「FIFAランキング予想、日本が20位でアジア勢トップ…韓国は?」との見出しで、アジア勢の順位に注目している。

「韓国は3ランクアップの25位。アジアでは3位だ。W杯グループリーグでガーナに敗れたが、ウルグアイと引き分け、ポルトガルに勝ってベスト16に進出したことが反映されたと思われる。アジア勢で最高位は20位に浮上した日本だった。グループリーグでドイツとスペインを破り、ベスト16に勝ち上がった日本は4つ順位を上げた。アジア1位を守っていたイランは20位から24位に落ちた。オーストラリアはなんと38位から27位になり、アジア4位に上がった。サウジアラビアはグループリーグ敗退となったが、優勝したアルゼンチンを破る波乱を起こして48位、3戦全敗の開催国カタールは10ランクダウンの60位だ」

 12月22日に発表される実際のFIFAランキングはどのような結果になるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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